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元小学館編集長 によるマンガ家の卵たちへの熱い“メッセージ”第10回

サポーターからのメッセージ

元小学館編集長 によるマンガ家の卵たちへの熱い“メッセージ”

元小学館編集長の八窪頼明さんは、手塚治虫先生をはじめとするそうそうたるマンガ家を担当され、第一線で活躍されてきたさまざまな体験をもとに『マンガ編集者が語る おもしろさの創り方』(同友館発行)を執筆されました。
現役の編集者の皆さんも読んでおられるこの本の中で、おもしろいマンガの創り方のノウハウをマンガ家の立場に立ってやさしく述べておられる著者に、プロデビューをめざす塾生たちの心に響くお話をしていただきました。

プロフィール
八窪 頼明(やくぼ よりあき)

「週刊少年サンデー」「別冊少年サンデー」「ビッグコミック」「ビッグコミックオリジナル」の創刊に加わる。
編集者として、手塚治虫、横山光輝、石ノ森章太郎、藤子不二雄、白土三平、さいとう・たかを、赤塚不二夫、ちばてつや、水島新司、楳図かずお、ジョージ秋山、水木しげる、里中満智子、萩尾望都、竹宮恵子など各氏と交流。
この間、「小学五年生」「ビッグコミック」「別冊少女コミック」「ちゃお」等の編集長を歴任。新人マンガ家育成に力を注ぎ、ビデオ「あなたもまんが家になれる! 少女まんが編」を小学館で立案販売。好評を博する。
小学館を退社後、(株)ホーム社にて、「ちばてつや全集」(全149巻)の編集に携わる。その後、マンガ賞の審査員や大学・短大で臨時に講義をされたりと活躍中。
著書「マンガ編集者が語る おもしろさの創り方」(同友館発行)

最終回

八窪さんの特別講義1部の要点は、前回で終わりです。

八窪さんには、その他に、「読者にうける主人公」とは、「おもしろさ」とは、というような話もしていただきました。
そして最後に、「編集者もマンガ家も毎日勉強することが大切です。ほかの人の話をよく聞いて、1つずつマンガを描くうえで大切なことを覚えていきましょう」と。

八窪さんが担当したマンガ家さんとのお付き合いのなかで勉強になりました…という話をしていただきました。

  • 手塚治虫先生からは、日常の生活のなかでアイデアを集める方法。
  • 高橋留美子先生からは、「こだわり」がおもしろさを生んでいくこと。
  • ちばてつや先生からは、一人ひとりのキャラクターの気持ちになること。明暗・強弱などの対比によるおもしろさのつくり方。
  • 横山光輝先生からは、連載マンガにおける主人公の生かし方。
  • 水島新司先生からは、読者に絵が動いているように見せる絵の描き方。
  • 萩尾望都先生からは、読者が求めているものへのピントのあて方。
  • 竹宮恵子先生からは、読者がう~んとうなるようなセリフの大切さ。絵を立体的に見せる構図のとり方など。
  • 里中満智子先生からは、読者の心の底にあるものを知り、人物を描く大切さ…などです。

今回は、スペースの関係で、細かな具体的なことはここに書けませんが、機会がありましたら、お伝えしたいと思います。

以上、いろいろ述べてきましたが、みなさんの作品づくりの参考にしていただきたいと思います。常に人間の言動を観察し、自分の感性を磨き続けて欲しいと思います。
マンガをあまり難しく考えず、自分が描きたい世界を素直に表現できるよう、毎日コツコツ1つずつ、1個ずつ、マンガづくりの勉強を続けられることを願っています。

3時間にわたる特別講義での要点を全10回でご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
次回のサポーターの先生のお話にもどうぞご期待ください!
アイデアを集める」でした。